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スポーツ

フッティー国際大会日本代表選手インタビュー

日本でフッティーを育てるサムライ達

2011年9月3日掲載

 




8月12日から開催されていたオーストラリアンフットボールインターナショナルカップ2011が27日に幕を閉じた。
ジャパンサムライズの戦績は1勝5敗、総合12位。


 



8月24日、Royal Parkで行われたセミファイナルである日本vsカナダ戦の後、サムライズの大橋一樹さん、中村雅哉さんのお二人にお話を伺った。




【Profile】
大橋一樹さん
背番号:7
年齢:24歳
オーストラリアンフットボールプレー歴:6年
所属チーム:専修パワーズ

 



【Profile】
中村雅哉さん
背番号:1
年齢:22歳
オーストラリアンフットボールプレー歴:4年
所属チーム:駒沢マグパイズ




-オーストラリアンフットボールを始めたきっかけは何でしたか?

大橋さん
高校まで野球をしていましたが、きっかけは大学で勧誘された事です。いとこがオーストラリアに住んでいたので小さい頃よくこちらに遊びに来ていました。その頃いとこや叔父とオージーフットボールで遊んでいたのを覚えていましたので、何かの縁かなと思い始める事にしました。日本でもプレー出来るという事はこの時初めて知りました。

中村さん
大学に入りしっかり打ち込める事を探していた時に、オーストラリアンフットボールチームがある事を知りました。フッティーの存在自体を知ったのも、その時だったのですが、3年に一度、世界大会があると聞き、日本代表として戦える選手になればと思い始めました。



-オーストラリアンフットボールの魅力を教えて下さい。

大橋さん
マークを取り合う空中戦、激しいタックが決まった時、きれいにフェイントが決まった時など、ゴールを決めた時だけに盛り上がるスポーツではなく、湧くポイントがたくさんあるおもしろい競技だと思います。

中村さん
 スポーツとしては、基本的なルールを覚えてしまえば誰でも楽しめるスポーツだと思うので、その親しみ易さ、また、スピード感や激しさが魅力です。また、日本の代表としてプレー出来る事は自分にとって喜びです。



-メルボルンはどうですか?

大橋さん
毎年大学生は夏休みに「学生サムライズ」としてこちら遠征に来ていますが、ネーム入りジャンパーを見て、チームを知っている人が街中で声をかけてくれたりなど、私達を歓迎しサポートしてくれている方々がいるので、メルボルンは私達にとって縁の深い大切な街です。

中村さん
渋谷よりメルボルンの方が詳しいくらい何度も来ているのでとても親しみのある場所です。


 


-今回の国際大会を含め、海外遠征を多くされると伺いましたが、試合以外に海外のプレーヤーとの交流の機会はありますか?

大橋さん
前回来た時に顔見知りになった選手と、今回もまた会う事が出来たり、コーチングに行った際には色々な国の選手達と交流する事が出来、良い経験となりました。

中村さん
2年生の時に日本オーストラリアンフットボール協会からスカラーシップ制度を使い1ヶ月半オーストラリアにスポーツ留学をさせてもらった際に、ローカルのプレイヤーとの繋がりを作る事が出来ました。今日の試合もわざわざ仕事を休んで見に来てくれたんですよ。



-日本に於いてのオーストラリアンフットボールについてお聞かせ下さい。

大橋さん
まだまだ知名度が高いとは言えない状態です。その為、学生は練習をしながら、それ以上に普及促進活動に力を入れています。やはり、既に普及しているスポーツだったらもっともっとスポーツ自体に集中出来たのにな、と思ってしまう事も正直あります。でも子供達に教えたりと様々な活動をしているので、本当に良い経験をさせてもらっていると感じています。

中村さん
日本には専用グラウンドもない為、ラグビー場などを借りてプレーしています。本来1チーム18人制の競技ですが、専用グラウンド程のスペースがとれないのと人数が集まりにくい為10人でプレーしています。
駒沢マグパイズは、去年までサークルとしての活動でしたが、真剣に取り組んでいるという事を勧誘活動の時などにより強くアピール出来る様に部活動にしてもらいましたが、それは大きな変化でした。サークル時代から取り組んでいた活動ですが、大磯にある「大磯うみくらぶ」というNPO団体の方々と一緒に地元の方に「ビーチフッティー」というかたちでオージーフットボールを紹介しています。「フットボール・クリニック」として競技場などで50mm四方のスペースを借り、子供達にフットボールを教える活動もしています。

 

-日本での今後のオーストラリアンフットボールをどう変えて行きたいですか?

大橋さん
日本にオーストラリアンフットボールが入って来て24年程になります。子供達に教えるなどの普及活動を一歩一歩進めていき、少しずつでも広がって、日本でも皆に愛されるスポーツに育ってくれればと思います。

中村さん
競技人口が増え、オーストラリアの様にどの地域にもチームがたくさんあり、1チーム50人~100人の選手がいて、皆でレギュラー争いをしながら上を目指して行ける様なスポーツに成長していって欲しいと思います。





大橋さん、中村さんありがとうございました。


写真提供:日本オーストラリアンフットボール協会

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